Microsoft365

【まとめ】マイクロソフトで利用できるOfficeプランについて解説

2021年7月31日

Microsoft365

Ofice365とMicrosoft365の違いや、永久ライセンスのOffice2019とサブスクリプションタイプのMicrosoft365プランについて紹介しています。

他にも、個人で利用できるプランや中小企業の法人向けプランの違いや個人で選ぶ場合のポイントなどを解説しています。

さらにパッケージ版の購入を考えている方に、気をつけて欲しいことについても書いているので、ぜひ読んでみてください。

Microsoft365って何?Office365と何が違うのか?

マイクロソフト

基本的にOffice365で利用していたプランは、同等のMicrosoft365のプランと同じ機能になります。

マイクロソフトに名称が変わった理由が書かれていました。

特に機能面については違いがないのと金額が若干変わった感じになります。

Microsoft365の方が、割引などで若干安くなりますしライセンスの切り替え時期が来たら変更した方が良いです。

Office 365 とは

Office365とはクラウドサービスによるグループウェアで、Office365の名称からMicrosoft365の名称に変わりました。

なのでOffice365はMicrosoft365の旧名称になります。

今はMicrosoft365です。

Office365を略して「オー365」って言ってる人は気をつけようね。

企業版では、一部のプランには Office365が残っているので「オー365」使ってもいいのかな?

Microsoft 365 とは

マイクロソフトが出しているクラウドサービスになります。

Office製品はもちろん利用することができます。

コミュニケーションを行うサービスとしてTeamsやSkypeといったWeb会議やチャットなども利用することができます。

ほかにも、プロジェクトや相手のタスクを管理したりするPlannerやTo Doといったタスクを管理できるサービスを使うことで、生産性をあげることができます。

利用できるプランには、Microsoft 365 のプランには個人用から一般法人用があります。

一般法人でも中小企業や大企業といったプランを選択することができます。

そのため法人用には、セキュリティやコンプライアンスといった重要な機能が備わっています

名前を変更した理由

変更

サブスクリプションで利用できるアプリなどの機能を、わかりやすく適切に表現するために変更したようです。

私も初めてMicrosoft365を聞いた時、Office365と何が違うのかわかりませんでした。

ほとんど変わりませんが、マイクロソフトのOfficeをクラウド上で利用できるサービスになり、通常のデスクトップアプリケーションの利用も可能です。

Microsoft Officeの永久ライセンスとサブスクリプションの違いは?

MicrosoftのOfficeでは、Office2019とサブスクリプション版のMicrosoft365があります。

Office2019は一回払えば追加の支払いがない永久ライセンスです。

家庭用とビジネス用の2種類あります。

Microsoft365も同じく家庭用とビジネス用の2種類あります。

Office2019と違って選択できるプランの数は、Microsoft365の方が圧倒的に多いです。

永久ライセンスとサブスクリプションについて

近年ではサブスクリプションが流行っていますが、正直にいうと金額にもよりますが数年でペイすることができ、永久ライセンスの方が安く済みます。

ですが、あくまでも金額だけです。

いろいろな機能を利用し使いこなすことができれば、コスト以上の成果が出ることもあります。

そのため、安く抑えたいのか売り上げを見込んだコスパや効率を想定するかはあなた次第になります。

永久ライセンスとは

永久ライセンスとは、一回の購入で今後はいっさい料金を払うことがなく利用することができます。

アプリによってはマイナーバージョンの更新については料金を取らないが、メジャーバージョンの場合は別物として判断され、別途料金が発生する場合があります。

マイナーバージョンとは、軽微なバグなどの修正などをさし、メジャーバージョンは機能が大幅に改善されたりすることをさします。

サブスクリプションとは
サブスクリプション

サブスクリプションとは、アプリなどの製品を利用するために定期的に使用料を払う仕組みのことです。

ほとんが月額の契約で、月単位で契約を解除するメリットがります。

しかし年契約などの体系をとったりすることで、若干の金額を割引したりすることがありますが、途中解約すると違約金や支払った金額が戻ってこないなどのデメリットがあります。

永久ライセンス版のOfficeを利用するメリット

ネットワークがないオフラインな環境や毎月支払うより、一回で支払ってそのあとは払いたくないなどがあります。

ぶっちゃけ金額面のメリット以外ないです。

昔と違ってネットワーク環境があるのが当たり前になっており、オフラインで利用する機会がほとんどないです。

メリット

  • 一回きりの支払いで済む
  • オフラインで利用可能

Microsoft365のメリット

常に最新のOfficeやサービスを利用することができます。

初期コストも年間ではなく月額から支払うこともできるので、初期投資のコスト抑えられるメリットもあります。

ほかにもオンラインストレージのOne Driveを使うことで、自分のPCの中にはいっさいデータを保存せず、PCが壊れてもOne Driveにデータがあるので失うリスクを減らすこともできます。

メリット

  • 常に最新版のOfficeやサービスを利用することができる
  • One Driveを利用することでデータを失うリスクを減らすことができる

Microsoft365のデメリット

やはり長期で利用するとなると、Office2019がお得になります。

永久ライセンスだと大体3年くらいでサブスクリプションとの払う金額が逆転、サブスクリプションタイプのMicrosoft365の方が金額を多めに払う形になります。

デメリット

  • 長期利用するとコストが割高になる

個人で利用できる7つのプラン

利用プラン

個人で利用できるマイクロソフトのOffice製品のプランは、永久ライセンスとサブスクリプションを含めて7つあります。

Microsoft 365 は、プランによって利用できるアプリの種類やサービスの違いがあります。

家庭用ではPersonal、法人用では Microsoft365 Business からなる名称になり、大規模な法人用だと、E3やE5といった感じの名称になります。

E3とE5は個人で利用するのはほとんど無いので、今回は説明を省きます。

個人利用可能プラン

  • Office Home & Business 2019
  • Office Personal 2019
  • Microsoft 365 Personal
  • Microsoft 365 Apps for Business
  • Microsoft 365 Business Basic
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
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利用できるアプリの違いについて

7つのプランについて、利用できるアプリには違いがあります。

下記がアプリによる比較表になります。

WordExcelPower PointOutlookAccess ※1Publisher ※1One Note
Office Home & Business 2019
Office Personal 2019
Microsoft 365 Personal
Microsoft 365 Apps for Business
Microsoft 365 Business Basic
Microsoft 365 Business Standard
Microsoft 365 Business Premium

基本的に○については、デスクトップアプリで利用することができますが、Microsoft365 Business Basicについては、ブラウザ版になります。

Office Home & Business 2019とOffice Personal 2019に関しては、デスクトップアプリのみ利用可能で、Microsoft365がつくプランについては(Microsoft 365 Business Basic以外のこと)、ブラウザ版デスクトップ両方を利用することができます。

※1 Windows版のみでMacでは利用不可になっております。

プランによって利用できるサービス

永久ライセンス版のOffice Home & Business 2019Office Personal 2019の2つは、利用できるサービスはありません。

Microsoft365という名称がつくプランは基本的に、1TBのOne Driveのオンラインストレージがついてきます。

個人で利用するプランの選び方をご紹介

人によっては不要なアプリやサービスがあるため、どの様なことをしたいのかによって選ぶプランが変わってきます。

まずは自信が利用する用途をしっかり把握しましょう。

エクセルだけを利用したいのか?パワーポイントも利用したいしTeamsも利用したいなどなど。

利用したい用途によってまとめました。

例えば

  • エクセルだけ問題なし
  • 毎月お金を払うより一括で購入してずっと使いたい
  • 常に最新版を使いたい

エクセルだけで問題なしの場合

日頃の業務処理はエクセルだけの人たちって結構いると思います。

居酒屋の売り上げの集計を簡単に表にしたり、弥生の会計ソフトとの連携でエクセルだけを利用している人って結構いると思います。

そういった人は、Office単体製品のExcelだけを購入する方が良いです。

エクセルだけでなくパワーポイントやワードといったOfficeも単品で購入することができます

毎月支払いするより買い切りで問題なしの場合

サブスクリプションによる毎月や年ごとの支払いするより、買い切りで利用したい。

近頃、サブスクリプションが流行っていますが、元の買い切りタイプに戻る人たちが増えています。

その理由として、メジャーアップデートが1年以内ならディスクリプションが良いのですが、数年かかる場合は、買い直した方がお得になるパターンが増えているからです。

安易にディクスリプションに手を出さす、しっかりと先を見つめてコストを削減しましょう。

そんなあなたには、現在利用できるOfficeの永久ライセンス版のHome & Business 2019もしくはOffice Personal 2019を利用した方が良いです。

常に最新版を使いたい場合

私も最新版を常に使いたい派です。

現在では2019年版が最新ですが、3年・4年のスパンで大体新しいOfficeが出ている感じがします。

そのため、コスパを選んで3・4年は同じOffice使いますって方は、永久ライセンスを購入してください。

ですが、あくまでも3年・4年がスパンであって、1年・2年でアップデートが頻繁に起きるかもしれません。

そういった場合、常に最新版の永久ライセンスを購入するとなるとコスパが悪くなります。

そのような場合は、サブスクリプション版を選ぶ方が良いです。

中小企業の法人向けプラン

中小企業の法人向けには、下記の4つのプランになります。

あくまでも一般法人向けになりますが、個人やフリーランスの方にもオススメです。

Business Basic だけは、デスクトップ用のOfficeアプリを利用することができません。

それ以外のStandardPremiumApps for Business のプランに関しては、デスクトップ用のOfficeを利用することが可能です。

中小企業向けプラン

  • Microsoft 365 Business Basic
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
  • Microsoft 365 Apps for Business

大企業向け

下記のプランは大企業向けにのプランで、300人以上の法人で利用するようなプランになります。

大企業向けプラン

  • Microsoft 365 E3
  • Microsoft 365 E5
  • Microsoft 365 F3 (旧名称 Microsoft 365 F1)
  • Microsoft 365 Apps for Enterprise

パッケージ版について

パッケージ版

Microsoft365とは別モノになりますが、永久ライセンス版OEM版について重要なので解説します。

マイクロソフトのOfficeで利用できるパッケージ版は下記になります。

パッケージ版

  • Office Home & Business 2019
  • Office Personal 2019

2つのパッケージでは、WordやExcel、Outlookが利用でき、Home & BusinessではPowerPointも利用することができます。

気をつけること

パッケージ版を購入後、更新などを行なっても新機能は含まれることはありません。

OEM版の購入についてですが、ふつうはPCを購入する際にOffice製品がインストール済みになったPCであれば、購入することに何も問題はありません。

しかし、ヤフオクやAmazonなどで安いからといってOEM版を購入することは避けましょう!

OEM版とはプリインストール版のことを指し、もともとPCについていたものを別のPCにインストールしてしまうとライセンス違反になってしまいます。

パッケージ版を購入する際には、以下のことで気をつける必要があります。

注意

  • サポート期限に気をつける必要がある
  • セキュリティや互換性の問題
  • 新機能が出ても含まれない
  • OEM版を購入しないこと

独自ドメインの利用について

独自ドメインが利用できるプランは、Microsoft365のビジネスプランになります。

Personalプランについて実際に試してみましたが、設定できませんでした。

設定可能プランについては、下記のプランになります。

E3とかのプランについては大規模なので検証できていないので載せていません(問題なくできると思っています)。

設定可能

  • Microsoft365 Business Basic
  • Microsoft365 Business Standard
  • Microsoft365 Business Premium
  • Microsoft365 Apps for business

1つだけ注意するのがApps for businessの場合です。

Apps for businessはExchangeが利用できないので、独自ドメインのメールは利用することができません。

まとめ

人によって最適なプランがあります。

Officeの単体製品や永久ライセンス、サブスクリプションがそれにあたります。

今回紹介するプランは7つありますが、金額や利用できるサービスについて差異があるので、購入する際はしっかりと見極めるようにしましょう。

この機能が含まれているからこれを使うとか、たくさんの機能が利用できるから高めのこれにするなどの判断はやめてください。

必ずトータルの金額と今後を見据えたプラン選択をすることで、業務改善やコストパフォーマンスを良くすることができます。

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